あり得ない始まりが何十年にもわたる革新につながる
1957年、Alfred W. FieldingとMarc Chavannesは、2枚のプラスチックシートの間に気泡をラミネートした新しい壁紙を作り出しました。彼らの発明はインテリアとしては受け入れられなかったものの、新しい素材の軽量性と断熱性が非常に有用であることに着目し、当初は温室の断熱材として、後に現在の気泡緩衝材として広まりました。
1960年、2人はBubbleWrap®を代表的ブランドとしたSealed Air Corporationを設立しました。
BubbleWrap®は、製品としてだけでなく、新たな価値提案のツールとしても革新的でした。より少ない資材を使用し、パッケージのサイズと重量を減らし、製品損傷による損失を減らすことにより、トータルパッケージングコストを削減することが可能となりました。つまり、Sustainability(サステナビリティ:持続可能性)が世の中で注目されるよりずっと以前から促進していたことになります。
また独自で品質と価値を実証するために、パッケージデザイン&開発センターとして知られている自社の研究所も開設し、ここでは、衝撃や防振などについて営業担当者に教育を行うと共に、お客様と協力して優れたソリューションを開発してきました。
このようにシールドエアーは、製品を販売するだけでなくコンサルタントとしての役割も果たしてきましたが、コンサルティング販売と価値分析のコンセプトは私たちが追及する革新の基盤です。本アプローチの成功により、今日では世界中で多くの従業員を雇用し、世界中のお客様にサービスを提供するグローバルカンパニーへと成長しました。
日本においては1978年、シールドエアージャパン合同会社の前身であるインスタパック・リミテッド日本支社を創立、画期的なInstapak®現場発泡ポリウレタン包装システムの国内販売を開始し、事業活動を展開してきました。
そして現在、シールドエアージャパンは、包装および緩衝資材関連のトータルソリューション企業として、あらゆる産業のお客様の利益向上と問題解決の牽引力となり、急速に移り変わる国内市場のニーズに対してタイムリーなソリューションを提供する、魅力あるビジネスパートナーとしてチャレンジし続けています。